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データが語る日本の現状①                    -安いは怖い

  • 2021年7月1日
  • 読了時間: 6分

更新日:2021年7月3日



日本に住んでいると他国から海や、言語と言った壁で隔絶されているで仕方ないかもしれない。


また、安くなってんねやったらええやん、その方がお金もたまるしと思うかもしれないが、

実は安いことは両手ばなしで喜べない。


では、何を根拠に僕は日本が安くなったといっているのかというと、一番わかりやすい例としてはコロナ前までは盛んにおこなわれた外国(特にアジア系)観光客による爆買いだと思う。


近年、彼らは大量に日本に訪れ、大量に物を買うのだ。もちろん日本の製品の品質が高いのも大きな理由ですのはもちろんだ。


しかし、ここで問題になるのは何故「近年」なのかということだ、日本の製品はずっと前から高品質であったはずだ。


つまり、アジア系の人々は昔は買えなったのに、近年は買えるようになったということだ。


その大きな要因が日本が安くなったからだと考えるのが自然だと思う。

言葉を補うと、日本が他国と比較して相対的に安くなったといことだ。

これは、冒頭の「安い=良い」という短絡的な考えにも通ずることだが、別に「高く」なってもいいのだ、収入がより速いスピードで増えていれば。


日本に住んでいると、アメリカ、ヨーロッパは物価が高く、アジアは安いと感じるだろう。

なぜなら、アメリカは先進国で、ヨーロッパにも先進国がたくさんあるからが、一方アジアは未だに後進国である。

(余談になるが、僕は日本は先進後進国だと思う。なぜなら、かつて先進国だった国で先陣をきってすごい勢いで貧しくなっているからだ)


ここから、物価が高い=先進国といってもいいだろう。(いささか、言いすぎな気もするが)


日本は先進国であることを否定されて気分を害したり、もしくは納得していない人も多数いると思うので以下のグラフを見てほしいてい。

まずは物価という観点から見たとき


日本は全く伸びていないのである。


日本は変化しない一方で、このグラフの世界(=後進国)は伸びている。


もちろん後進国の方が伸びしろがあるから、後進国並みに伸びることは不可能だとしても、

他の先進国と比べても日本はひどい状態である。


かつて、日本では牛丼一杯1000円になるのではないかと心配していたそうだが、それは起きなかった。 


これは一見よさそうに思うが、そうではない。


そもそも、物価が上がるスピードと同程度以上に収入が増えれば生活は苦しくはならない。


例えば、今の牛丼が500円として、それが1000円になろうが収入が2倍になれば痛くもかゆくもない。


以前、TVで昔はうどん一杯3円だったという話が出たときに


出演者の人たちは


安いー!いいなー!


と喜んでいたが、これは全くの的はずれで


当然、当時は今の給料より低く、それに対しての3円であるのに、全く相対的に考えれていないのだ。


これは確か昭和初期のエピソードとして挙げられてたとと思うが


その当時に比べて日本は経済成長をして物価も上がり、うどんの値段も収入もあがっている。


しかし、1991年以降から日本の物価は全く上がっていないのだ。


少し、根本的なところに目をやると、


誰かの支出が誰かの収入である。


何をいまさら、当たり前のことを言っているのかと思うかもしれないが、


これが基本で大切なので書いておいた。


そこで、物価が低いというは払う金が少ないということになり、収入が少なくなるということだ。


当然下の図のようになるわけだ。



そして、


下の図は実質賃金(=名目賃金÷物価指数)であるので上二つの図を考慮するとこうなる。

日本は目を覆いたくなるような惨状である。


これだけ日本全体が経済的に生きづらくなっているというこだ。


安くものを買えることを無批判に喜んでていては、どんどん後進していきそうだ。




少し、話がずれるが日本の経済の後退を示すにはGDP(国内総生産=生産の合計)の方が適切だと思う。


一国の経済力を測るうえでよく使われる指数がGDPである。

基本的に経済というのはパイ(経済でよく使われる比喩)が大きくなる前提である。つまり、経済は成長し続けるという大前提なのである。将来的には暮らしがよくなり、消費も増え、経済活動の規模も大きくなる。


しかし、日本はどうだろうか?


退化してないか?


ここで、中国や韓国と比べる気はない、なぜならこれは成長率で、1980年の両国は後進国で伸びしろがまだまだあったからだ。


一方で、ほかのいわゆる先進国は日本と比べて、もちろん成長率も高いし、日本のようにこんなに長期にわたって経済が成長していない国はない。


つまり日本は異常なのだ。


日本はこれでも先進国と言えるのだろうか?


少なくとも、一番先進国から離れていっている


先進後進国とは言えそうだ。


これで、日本の現状は悲惨であることがわかってくれたと思う。


そこで、聞こえてきそうな声が


ではどうしろというのだ?批判ばかりだなー(厳密に言うとまだ批判はしてくて、現状を確認しただけ、批判はこれから)


では、よく日本経済を立て直すために自◎党や維〇の会などから声高に叫ばれる声が


もっと観光客をよべ、インバウンドだ!!


だ。


しかし、


この策は耳障りはいいが、はっきりいって、この策を一丁目一番地に掲げることは、日本や大阪を亡国に追い込むほどの愚策だ。


何故ばかげているのか?


まず、インバウンドを狙うということは外国人観光客に来てもらって、買ってもらう。


つまり、彼らに依存するということだ。


コロナ禍の前から難波は外国人向けの免税店で溢れかえっていた。


そして、コロナがあり、外国人に頼れなくなった今、難波はシャッター街となり見るも無残だ。


特に黒門市場はひどかった。半分以上の店が閉まっていた。


黒門市場はインバウンドのおかげで、商売が繁盛していた。


訪れる観光客はマグロや、海鮮丼を買い、非常ににぎわっていた。


外国人観光客がマグロや海鮮しか買わなかったらまだましだった。


しかし、彼らはバカではない。


マグロや海鮮以上にもっと価値のあるものを買っていたのだ。



それは、土地だ。


黒門市場の地価が急上昇して、多くの土地が外国人の手にわたった。


そこで、以前からあったお店はテナント料をもっと高く払わなけらばなくなり、


その当時はまだ、よかったかもしれない。たくさんモノが売れたから。


しかし、コロナが来て、外国人観光客が途絶え、物は売れずに、高いテナント料だけが残っていた。そんなもの当然払えるはずもなく、多くの店が閉店を余儀なくされた。


これがインバウンドを煽った末路だ。


インバウンドを推進するということは日本全体を黒門市場化するということに等しい。


次にインバウンドは実は全体の割合いを見ればそんなに規模は大きくない。




この表からわかる通り、わずか外国人が日本国内を旅行して落とすかねは全体のわずか17%だ、残りの83%は日本人旅行者が落とした金だ。


たしかに、外国人観光客は増えているが、全体でみると大したことはない。


これは大半の日本人はメディアによってインバウンドが多く特集をされていたため錯覚をおこしているのだと思う。


以上より、


外国人旅行者が増えたといういうことは喜ばし理由からではなく、


日本が長年の経済低迷で衰え、安くなったせいで外国人が押し寄せているという悲しい現実。


そして、その外国人旅行客を増やすことはつまり、日本を売る行為そのものだということがわかったと思う。(昔から、Twiiterで日本の悪い面ばかりツイートしていたので、僕のことを反日だと思っていた人もいるかもしれないが、(愛国心に訴えるほどの愚かな行為をしたくはないが)どっちが反日かは明白だ)


そこで、


この現状を変えるためにどうすればいいのかというと、


観光に関する消費の大半が日本人によるものであったように、


僕は外国人でなく、もっと日本人が金を使いやすい環境を作ることが大事だと思う。


そのためには日本は諸悪の根源であるデフレから抜け出す必要がある。


デフレから抜け出せない限り、日本経済に明るい未来はない。


とまで思う。


デフレについては違う稿で記したい。








 
 
 

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