コロナにより学費割引!!in オランダ
- 2021年5月6日
- 読了時間: 6分
更新日:2021年5月8日
とんでもない朗報が大学から舞い込んできた。
実際のメールがこれです。

要約すると
”オンダ政府から2021-2022年にかけてオランダで学ぶすべての人が1,084ユーロ
(=約13万)の割引を受けとれ、さらに、これは留学生にも当てはまる。”
何だとおおおおおおお!!!!
13万円がだとー!!!
じゅじゅじゅ、、、、じゅうさん万円!!
大変ありがたい!!!
(このメールを見たときには飛び跳ねて小躍りしてしまいました)
思いがけずにオランダ政府から13万もの大金を頂き率直に感無量です!
そして、
この事実を多くの人のために知ってもらうことがこの記事の最大の目的です。
以下は
このことにたいし、僕自身の考えを記したいと思います。
このオランダ政府の英断の特筆すべき
①留学生も対象
②金額
①留学生も対象
なんといっても留学生ももらえるということは素晴らしい。
オランダ政府が対象を留学生まで含めたことは、オランダ留学生としてありがたみを感じ、
それは金額以上のものである。
(オランダ政府から歓迎されているような気までする。)
実を言うと、オランダ人に対て学費免除が行われることは今年の一月くらいから話は知っていた。
当時、この話を聞いて、僕はまさか留学生はもらえないだろうと思っていた。
しかし、
もらえた。嬉しい誤算である。
対象者をオランダ人だけにするか、留学生もにするかは難しい判断であり、前者を選ぶことにそれなりの妥当性がある。
その中で、オランダ政府が後者を選んだことは率直に素晴らし事だと思う。
その大きな要因の一つに多様性(diversity)があると思う。
昨今、日本でも多様性(diversity)という言葉を耳にするが、オランダに関する情報を集めているときも同様、なんなら日本よりも、、、
一方で、ヨーロッパの近頃の排他的な情勢を見ると、それはパフォーマンスなのかなーと邪推していました。
しかし、
この政府の決断によって、口先だけだなく本当の意味での多様性を大切にして、国をあげて取り組んでいこうという決意をアリアリと感じ、
さらに、
この英断のすごさは多様性に真剣に取り組む態度にとどまりません!!
民主主義の国では、
政府は選挙を重要視し、多くの票を取ることに必死になります。
これはいいことです。
なぜなら、
政府が多くの票を取ろうとして国民の声に耳を傾け、国民の意見を尊重し、国民の利益になること政策を結果的に推し進めることになるからです。
なので、
政府は国民のために政治をします。理由は票が欲しいから。
しかし
私たちは留学生は票を持っていません。
なぜなら
オランダ人ではないから。
すなわち、
留学生に向けの政策をやったり、
留学生に予算を分配しても次の選挙では一票にもなりません。
無駄です。(逆に国民から反感を買うかもしれません。例えば、留学生にあげる金があるなら国民に渡せ!!といった類のものです。)
オランダ政府はバカなのでしょうか?
そうです、バカです。
政治の目的が
次の選挙で勝つためなら。
しかし、
オランダ政府は違います。国民の現在の生活そして、未来の生活のために政治を行っています。
ー今の生活のためにー
オランダ政府は
オランダ人学生が多様な背景、文化や考え方を持った留学生と
共に学ぶことで得れる経験に重きを置いています。
もし留学生多くがコロナのせいで来れなくなったら、
オランダ人学生はその貴重なことを経験する機会を失います。
したがって
今回のオランダ政府の措置は
それの貴重な機会を守るものであると推察します。
コロナ禍の留学生に学費の割引をして、
彼らが留学しやすい環境を整えることは、
オランダ人学生の学びを守ることにつながります。
ー未来のオランダのためにー
オランダ政府はこの政策がより優秀な留学生を自国に呼び込めるとも考えていると思います。
僕も一留学生として、国は選びは重要視していました。なんなら、大学選びよりも、、、
留学先を決めなければいけなかった去年の秋ごろです。
ちょうどその時、おぞましいニュースがありました。
それは、トランプ元大統領が留学生を自国に帰還させよとしているというニュースです。
これは衝撃的した。
これにより
アメリカに留学することをためらった留学生は多数いたと思います。
(僕は金銭的にそもそも諦めていましたが)
この件も含めて、コロナ禍で留学生は留学先の国に普段以上に不安を抱えているとおもいます。
そこで、
オランダがこのような免除をするということは、留学予備軍はオランダという国は非常に魅力的に映ることは間違いないでしょう。
多くの国が血眼になって優秀な留学生を勝ち取ろうとしているなか、
研究費、大学の質の改善だけに多額な予算を割くのではなく
(もちろん大事だが、直接的な影響がみえにくい)
留学生の学費割引をして、自政府の信頼をあげて留学生を魅了するの政策は
斬新かつ案外安上がりなのかもしれません。
ここまでの話を聞いて、
中には留学生ビジネスのためだと思われている方がいるかもしれませんし、僕もその意見を完全に否定することはできません。
しかし
オランダ政府ののコロナ学費免除の件が僕に伝わったのは入学が決まった後であり、
ほとんどの大学が願書受付を締め切った後でした。
つまり、オランダ政府はこの免除で一人でも多くの留学生を勝ち取り、
高額な留学費(米英豪に比べたら非常に安い)を儲けようという魂胆はないのではないかと僕は思います。
②金額
1,084ユーロ(=約13万円)というパンデミックによる学費免除の金額はオランダ人
と留学生一律なのです!!
これもうれしいです
なんでこの金額かというと、、、
実はオランダ人の学生は半額免除なんです。
オランダ人大学生の年間授業料がなんと2060ユーロ(=約25万円)(特殊な学部を除く)
日本の国公立大学の半分以下です!!
もとから安い!!!
ちなみに、留学生の学費は基本的に100万円前後です!!!!!
日本の私大より安い!!しかも3年!!
なので、決して金持ちとはえない僕が正規留学できるのです。
(この点については違う記事で詳しく書く予定なので乞うご期待)
また、この金額についてよくよく考えてみると、、、
なんと僕はコロナという理由で日本政府よりも多くの補助金をオランダ政府からもらった、、、
10万円 < 13万円
単純に比較することはできないですが、やはり疑問が残ります。
最後に
コロナによりオンライン授業を強いられいる学生は日本だけではありません。
そして、日本を含め多くの国の学生たちがオンライン授業による大学が提供するサービスの低下に対して不満を持ち、学費値下げといった抗議運動を起こしています。
残念ながらこれに応じたという日本の大学は僕の知る限りありません。(もしあればおしえてください)
また、日本政府もコロナ禍で学生支援という名のものを行っています。
しかし、
それは、コロナのせいで家計が急変して、学費を支払えない学生には手当を支給するというもので、困窮家庭への支援であり、(多くの場合は学費納入者=親に対する制度)
学生支援とは異質なものです。
つまり、学生がオンライン授業を強いられていることへの補償ではありません。
コロナのせいで、自由に学業に専念することができない学生全員に対して、
国が金銭的に援助することは必要なことであると考えます。
僕はコロナに苦しむオランダで勉強する全学生に対して金銭的に補助するというオランダ政府の政策を支持し、ほかの国(日本も含めて)にも波及することを切に願います。



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